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PERSPECTIVE & VISION

当社の強みと独自性

Background

日本の電力政策の本質:3E+S

日本の電力政策は、「エネルギー政策基本法」に基づき、安定供給・環境適合・経済効率性の調和を図る「S+3E」を基本哲学として展開されてきました。

電力は、国民生活と産業活動を支える基幹インフラであると同時に、エネルギー安全保障、産業競争力、さらには国家の持続可能性とも密接に関わる社会基盤です。再生可能エネルギーの拡大や電化の進展に伴い、需給構造が複雑化する中、系統制約を抱える我が国においては、TSOによる広域系統運用を補完するDER・DSRの統合制御の重要性が一層増しています。

当社は、第一線で培ってきた実務的知見に加え、政府審議会等への参画を通じて制度設計にもコミットしてきた実績を活かしながら、今後の電気事業に求められる制度と運用の在り方を追求し、電力システムの進化と、持続可能なエネルギー社会の実現に貢献してまいります。

委員等受嘱の政府審議会(2026年4月現在)

Orchestrating
the Future Grid

スーパーアグリゲーターが
創造する
電気事業の未来

日本におけるDRの進展は、当社の取り組みとともに歩んできました。

経済DRの実装、需給予測やJEPX予測・蓄熱槽活用の高度化、さらにはコーポレートPPA事業やR1 Pooling事業など、実運用を通じて需給制御の領域を拡張してきました。

こうして蓄積された知見は、再生可能エネルギーの最大活用を支える需給制御の基盤となっています。

Powering Energy
Independence

スーパーアグリゲーターが一次エネルギー自給率向上に貢献する時代へ

スーパーアグリゲーターの社会的意義は、一次エネルギー自給率向上と経済安全保障への貢献にあります。お客さまのDERを束ね、地産地消型のネットワークを志向することで、再生可能エネルギーの有効活用を促進し、化石燃料への依存低減を図ります。

加えて、熱利用の電化を進め、蓄熱槽や電気ボイラー等を新たな柔軟性リソースとして活用することで、蓄電池への過度な依存を回避しながら、調整力の裾野を広げることが可能となります。これは、地政学リスクや資源制約を踏まえた経済安全保障上の課題への現実的なソリューションでもあり、同時に、エネルギー政策基本法が掲げる理念を具体化し、2050年カーボンニュートラルを制度・市場・現場の三層から支える取組でもあります。

一方で、多数のDERを常時接続し、リアルタイムに制御するインフラ基盤は、高い信頼性とサイバーセキュリティの確保なくして成立しません。当社は、サイバーセキュリティを需給制御インフラの根幹として位置付け、その堅牢性向上に継続的に取り組んでいます。

私たちは、ルールを形づくる知と、それを社会で実装する力を結び、
次世代のエネルギーインフラの実現を牽引します。

Insights

インサイト

セキュリティ
日本版サイバーセキュリティ

JC-STARをはじめとする機器レベルの対策から、組織ガバナンス、継続的な運用・訓練まで、日本版サイバーセキュリティに求められる多層的なセキュリティ対策について解説します。

2026.06.29

電力市場・制度
次世代電力市場の設計

ゾーン制とノーダル制、それぞれの特徴や違いを整理するとともに、デマンドレスポンス(DR)やコーポレートPPAを活用した需要側からのアプローチが、次世代電力市場の実現に果たす役割を解説します。

2026.06.29

アグリゲーション
アグリゲーターに求められる資質

アグリゲーターに求められる制度への専門性、デジタル技術、高精度な需給予測・運用能力を解説。お客さまとの信頼関係を基盤に、経済性・脱炭素・系統安定化を支える役割を紹介します。

2026.06.29